産業用の太陽光発電の設置方法には、太陽光発電システムを工場などの建物の屋上や屋根に設置する他、空き地などに太陽光発電を設置する「野立て」があります。
今回は、太陽光発電システムの野立てする場合のメリットや注意点についてご説明します。

野立てすることで空いている敷地を有効活用

太陽光発電と聞くと家屋の屋根に設置してあるイメージが強いかもしれませんが、太陽光発電システムは、地上に野立てすることもできます。
そのため、敷地内で遊休地や空き地となり利用していない土地に、太陽光発電システムを野立てすることで、有効活用することができます。

太陽光発電システムを野立てするために必要な面積は、出力と太陽光モジュール(ソーラーパネル)の出力量、その枚数で計算することができます。
10kWの出力の場合に必要な土地の広さは、約100〜150㎡です。
屋根に太陽光発電を設置するのに比べ、野立てはその1.5倍の広さが必要とされます。

野立てに適した土地とは?

太陽光発電システムを野立てするときには、住宅用などの同じように発電効率の良い環境条件であるかを確認する必要があります。
第一に、日照時間です。野立てをする土地周辺に太陽光を遮るようなものがないかご確認ください。次に、土地の状態です。起伏が激しくない平な土地がベストです。土地の状態によっては、整地することもあります。また、農地の場合、農地転用続きが発生します。

更に、見落としてはいけない条件として、野立てする土地に電柱があるかどうかです。太陽光発電を野立てする土地に電柱がない場合、電線を引かなければならず、多額の費用がかかります。

野立てする場合のご注意点

太陽光発電システムを野立てする場合、屋根ではなく野立てすることによる下記のようなリスクがあります。

(1)自然災害
自然災害については、野立てだけにいえることではありませんが、太陽光発電を野立てする際、メーカーを選びは自然災害についても鑑みてご検討ください。
自然災害についての保険適用など遠慮なくご相談ください。

(2)太陽電池の盗難
太陽光発電を野立てする場合、盗難を気にされる方もいるかと思います。
現に、野立てをした太陽光発電システムで使用している送電ケーブルが盗難されるという事件が起きています。
野立てした太陽光発電システムを守るため、遠隔監視カメラを設置する、フェンスで囲むなどして対策することもあるようです。
盗難についての保険のご相談も承っております。

相次ぐ送電ケーブルの盗難事件、最良の対策は「正しく建設すること」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20150317/409542/?ST=msb

(3)50kW以上は必要な義務が生じる
50kW以上の太陽光発電システムの設置は、小圧連系ではなく、高圧連系になるため、消防署への保安規定の届けや電気主任技術者の選任、工事する場合、認定電気工事従事者が行わなくてはならないなど、法律に則った義務が発生します。

敷地内に利用されていない土地がありましたら、太陽光発電を野立てし、有効活用してみませんか。
アースシグナルでは太陽光発電に関するあらゆるご相談をお受けしております。遊休地の活用など野立てをご検討のお客様は、埼玉県鶴ヶ島市のアースシグナルへお気軽にお問い合わせ下さい。