太陽発電の設置を考えたときメーカーや施工業者、日照条件を気にかける方は多いかもしれませんが、屋根の勾配まで気にされる方は、多くはないかもしれません。
ここでは、発電に最適な屋根の勾配や屋根の勾配が発電量にどれだけ影響を与えるのかについてご説明します。

さまざまな勾配の屋根に取り付けられる

日本の屋根の種類はさまざまです。
日本家屋の伝統的な屋根「切妻」(屋根が2面)、密集した住宅地で多く見られる「寄棟」(一面が台形のような形、屋根4面)、片面にバルコニーなどがあり片面に屋根1面のみある「片流れ」、鉄筋コンクリート造りの平らな屋根「陸屋根」または「平屋根」はお住まいの近くでもよく見られる屋根だと思います。
発電効率はかわりますが、屋根の勾配がなくても勾配がきつくてもお住まいが太陽光発電に必要な機器をとりつけても問題ない状態であれば、ほとんどのご家庭で設置することが可能です。

最適な屋根の勾配は?

太陽光発電に最適な条件は、日当り、方角。そして勾配が重要です。
それも、太陽光を直角に受けるような勾配が最適です。
理想的な屋根の勾配は、南向きで30度がベストと言われています。
しかし、日本は、南北に細長く伸びたような地形のため、地域によって最適な勾配に違いがでます。最適な屋根の勾配は、北海道札幌市、東京都、沖縄県那覇市では、35度前後、30度前後、20度前後となります。
また、冬期は太陽の位置が低くなり、一年で日中が一番短くなるため、最適な勾配がかわります。

屋根の勾配と発電量

屋根の勾配は発電量と影響します。勾配とともに日射量、方角も重要です。
東京都において南向き、30度の屋根勾配を100%とした場合、東・西は、83%前後、北は65%前後となります。
南向きでも20度の屋根の勾配では、98%前後、10度では94%前後となります。また、60度では90%前後、90度では60%前後となるようです。

真南で地域にあった屋根の勾配という好条件にお住まいの方は少ないかもしれませんが、お住まいの屋根の種類、勾配、方角などの環境条件や売電して収入にしたい、災害時に役立てたいなど思いもさまざまだと思いますので、是非一度ご相談ください。

ご自宅の位置を入力するだけで太陽の高度がわかるサイトがあります。
太陽光発電を検討されている方にはぜひ、ご参考ください。

keisan 生活に役立つ計算サイト 太陽高度がわかります。
http://keisan.casio.jp/exec/system/1185781259